兵庫県姫路市や明石市で小規模事業者持続化補助金を活用して事業拡大!

兵庫県西宮市/神戸市で兵庫県補助金申請サポートオフィスを運営しているカミーユ行政書士事務所です。

大阪市、神戸市、尼崎市、伊丹市、宝塚市、川西市、姫路市、加古川市、明石市などの小規模事業者持続化補助金、事業再構築補助金などの補助金申請はお任せ下さい。

また当事務所は東京、神奈川、埼玉や大阪、兵庫、福岡など全国からお問い合わせを頂いています。

当事務所の採択率は90%と高く、ZOOMなどのリモートで対応可能ですのでご安心下さい。

1. はじめに

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が自らの事業を持続的に成長させるために必要な経費の一部を補助する制度です。この補助金の目的は、事業者が販路開拓や生産性向上のための取り組みを行うことで、地域経済の活性化と事業の持続的発展を支援することにあります。本記事では、具体的な活用事例を通じて、小規模事業者持続化補助金の効果と成功のポイントを詳しく紹介します。

2. 小規模事業者持続化補助金の概要

小規模事業者持続化補助金は、以下の特徴を持つ補助金です。

  • 補助率:補助対象経費の2/3(補助上限額は250万円)。
  • 対象経費:設備費、広報費、販促費、システム導入費など。
  • 目的:販路開拓や生産性向上、事業再編などを目的とした取り組みを支援。

この補助金により、事業者は新たな販路の開拓や商品・サービスの改良、IT化の推進などを行うことができ、事業の競争力を高めることが可能となります。

3. 小規模事業者持続化補助金の活用事例

3.1 事例1: カフェ「モカ」の新規メニュー開発と販路開拓

背景

カフェ「モカ」は、地域密着型の小規模カフェで、開店から5年が経過していました。しかし、競合店の増加や顧客層の変化により、売上の伸び悩みが課題となっていました。新たなメニューの開発と販路の拡大を目指し、小規模事業者持続化補助金の活用を決断しました。

取り組み内容

  • 新メニュー開発:地元産の食材を使用した季節限定メニューの開発。これにより、地産地消を推進し、地域とのつながりを強化。
  • 販路開拓:地域のイベントやマルシェへの出店を行い、ブランド認知度を向上。さらに、SNSを活用したプロモーション活動を強化しました。

効果

  • 売上増加:新メニューの導入により、来店客数が20%増加。また、SNSでの情報発信が功を奏し、新規顧客の獲得に成功しました。
  • 地域とのつながり強化:地元食材を使用したメニューが好評を博し、地域の農家との連携が深まりました。これにより、地元食材の安定供給が確保され、メニューのバリエーションも増加しました。

成果

  • 売上高の前年比15%増加。
  • 新規顧客の獲得とリピーターの増加。
  • 地元イベントでの知名度アップと地域コミュニティとの連携強化。

3.2 事例2: 美容室「エレガンス」のWebサイトリニューアルとオンライン予約システム導入

背景

美容室「エレガンス」は、地域に根ざしたサロンとして長年営業していましたが、近年はネット予約の普及により、既存の予約システムでは対応しきれない問題が発生していました。顧客満足度の向上と新規顧客の獲得を目指し、小規模事業者持続化補助金を活用することにしました。

取り組み内容

  • Webサイトリニューアル:モバイル対応のデザインに更新し、検索エンジン最適化(SEO)を強化。サイト内にブログやスタッフ紹介ページを追加し、集客力を高めました。
  • オンライン予約システムの導入:簡単に予約できるシステムを導入し、24時間対応のオンライン予約受付を開始。これにより、顧客の利便性が向上しました。

効果

  • 予約数の増加:オンライン予約の導入により、予約の取りこぼしが減少し、予約数が30%増加しました。
  • 集客力の向上:リニューアルしたWebサイトにより、SEO対策が功を奏し、検索エンジンからの流入が増加。特に、地域名やサービス内容での検索順位が上昇しました。

成果

  • 新規顧客の獲得が前年比25%増加。
  • オンライン予約の導入により、営業時間外の予約も増加し、顧客満足度が向上。
  • Webサイトからの問い合わせが30%増加し、来店客数も増加。

3.3 事例3: 服飾店「アトリエ・ドゥ」のSNS活用と店舗リニューアル

背景

服飾店「アトリエ・ドゥ」は、地域で人気のある小規模店でしたが、近年はオンラインショップや他店の増加により、来店客数が減少していました。SNSを活用したプロモーションと店舗のリニューアルを行い、若年層の集客を目指すことにしました。

取り組み内容

  • SNS活用:InstagramとFacebookを中心に、商品の写真やスタイリング提案を定期的に更新。インフルエンサーとのコラボレーションを行い、フォロワーの増加を図りました。
  • 店舗リニューアル:店内のディスプレイを刷新し、若年層向けのファッションアイテムを中心に陳列。店内の雰囲気をモダンに改装しました。

効果

  • SNSフォロワーの増加:Instagramのフォロワー数が半年で2倍に増加し、Facebookのいいね!も50%増加しました。インフルエンサーとのコラボレーションにより、商品が多数紹介され、新規顧客の関心を引きました。
  • 来店客数の増加:店舗リニューアルにより、店内の雰囲気が一新され、若年層を中心に来店客数が20%増加しました。特に、SNSでの情報発信が来店動機となり、若年層のリピーターが増加しました。

成果

  • SNSからの集客が前年比30%増加。
  • 店舗のリニューアルにより、売上高が前年比10%増加。
  • 若年層の顧客層が広がり、ブランド認知度が向上しました。

4. 小規模事業者持続化補助金の活用のポイント

4.1 具体的な課題の洗い出し

補助金を活用する際は、まず自社の課題を明確にすることが重要です。どの部分を改善・強化したいのかを具体的に洗い出し、その課題に対する解決策を明確にすることが成功の鍵です。

4.2 効果的な事業計画の作成

事業計画書は、補助金申請の際に最も重要な書類の一つです。事業の目的、取り組み内容、予算の内訳、期待される効果などを詳細に記載し、説得力のある計画書を作成しましょう。

4.3 信頼できる支援機関との連携

補助金の申請には、信頼できる支援機関との連携が不可欠です。申請書の作成や手続きのサポートを受けることで、スムーズな申請が可能となります。また、支援機関のネットワークを活用することで、事業の展開に有利な情報や支援を得ることができます。

4.4 効果測定とPDCAサイクルの実施

補助金を活用した取り組みが成功するためには、導入後の効果測定とPDCAサイクルの実施が不可欠です。定期的に成果を評価し、必要に応じて改善策を講じることで、事業の持続的な成長を実現します。

5. まとめ

小規模事業者持続化補助金は、事業の成長と持続的発展を支援する重要な制度です。

具体的な活用事例を通じて、補助金の効果と成功のポイントを紹介しました。

自社の課題に対する具体的な解決策を明確にし、信頼できる支援機関と連携しながら、効果的な事業計画を立てることが、補助金活用の成功への近道です。

地域経済の活性化と事業の持続的な成長を目指して、この補助金制度を最大限に活用しましょう。

いかがでしたか?

お聞きしてみたいことがございましたらお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

カミーユ行政書士事務所 代表・行政書士 井上卓也
慶應義塾大学卒業後、大手製薬会社を経て補助金専門の行政書士事務所を開業。150社以上の実績。趣味は週7日の筋トレ。

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