栃木県宇都宮市で補助金申請を取り扱っているカミーユ行政書士事務所です。
今回のテーマはAFF2文化芸術活動補助金(ARTS for the future!2)について解説をします。
AFFと聞いて非常に分かりにくいと思います。
簡単に言いますとまん防や緊急事態宣言などのコロナ禍で公演などのイベントができなくなった場合に支給される補助金ということになります。
ARTS for the future!2文化庁補助金とは
長期にわたるコロナ禍により甚大な影響を受けた文化芸術活動の再興を図るため、プロの文化芸術関係団体(法人を含む。以下同。)が、感染対策を十分に実施した上で積極的に公演等を開催し、その活動の充実・発展を図る取組を支援する補助金です。(参考:AFF2事務局ホームページ)
補助の対象者
公演等の主催者である以下の(a)または(b)に該当する法人もしくは任意団体が対象となります。
(a)国内のプロの文化芸術関係団体
(b)国内の文化施設の設置者又は運営者
但し、2020年度の売上高が2019年度比20%以上減少していない営利法人は下記(1)充実支援事業の対象となりません。
もう少し詳しく言いますとこちらの要件を満たしていることが必要になります。
国内のプロの文化芸術関係団体(地方公共団体除く)、または、国内の文化施設の設置者又は運営者(地方公共団体、独立行政法人、指定管理者、個人事業主を含む)に該当する、法人または任意団体である。
今回申請する取組の「主催者として、資金面で責任を持つ」団体である。
構成員及び外部から招聘した個人や団体に「報酬を支払う」プロの団体である。
過去10年間に、申請する取組と同じ文化芸術分野で、「有料」一般公開の公演等の主催等の実績がある。
対象となる事業
(1)充実支援事業
有料一般公開される公演や展覧会、映画の製作等であって、その更なる充実・発展を図る積極的な取組がなされているもの
(2)キャンセル料支援事業
緊急事態措置やまん延防止等重点措置、水際措置等により延期・中止せざるを得なくなった(1)の公演等
対象となる事業の期間
2022年1月1日から2022年12月31日までに実施される活動
補助金の金額
補助金の額は、原則として、1団体あたり補助上限区分に応じて最大600万円~2,500万円となります。
- 1団体は複数の公演等をまとめて申請できますが、申請して交付決定されるのは1回のみです。
- 公演等の従事人員数、団体規模等を勘案した補助上限区分(600万円、1,000万円、1,500万円、2,000万円、2,500万円)があります。
但し、J-LODlive2やJ-LODの支援対象外である任意団体や美術館の企画展等のキャンセル料支援事業については、別枠とし、1公演当たり2,500万円(企画展等については1展覧会当たり2,500万円)を上限とします。(常設展は支援の対象となりません)
補助率
充実支援事業の補助率は、原則として定額補助となります。
但し、2021年度(2021年4月から2022年3月)のいずれの月の売上高も前年又は前々年の同月比で30%以上減少していない(月次売上高が前年又は前々年比マイナス30%以上の月が全くない)営利法人は、補助率1/2となります。
キャンセル料支援事業については定額補助となります。
※営利法人とは、株式会社、有限会社、合名会社、合資会社、合同会社を指します。
補助対象となる経費
・出演費、スタッフ費などの人件費
・諸謝金
・音楽費、文芸費、舞台芸術費
・会場費
・運搬費
・広告宣伝費
・外注費
・旅費
・販促費 など
スケジュール
2022年3月28日(月)~申請が開始になりました。
予算消化の目途が立つまでの間、随時募集。
申請方法
電子申請のみ受け付け
いかがでしたか?
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